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広瀬川の巻
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▲関山トンネルの脇の沢の流れ。
 
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▲広瀬川上流(深沢山)。
 
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▲大倉大橋付近。ダム湖中央からダム放水口方向。写真中央に放水口と、水辺の草の中に釣り人が見える。
 
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▲崖から落ちる滝と地層。上愛子あたり。
 
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▲牛越橋から上流1km。
 
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▲米ヶ袋あたりの、遊歩道のある河川敷。
 
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▲愛宕橋。
 
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▲上流方向。手前に千代大橋。アーチ付きの橋は500m上流にある工業用水道水管橋。
 
  川の名前の由来
広瀬川の名の由来ははっきりとしませんが、川幅は広いけれど、瀬(歩いて渡れるほどの浅い川の流れ)が多いといった意味で名付けられたと言われています。
逆に、アイヌ語の「セプナイ(広い川という意味)」が「せんだい」になったという説から、広瀬川が仙台の名の由来という話もあります。
かつて伊達政宗の仙台開府のころは、地域の地名をとった作並(さくなみ)川・熊ヶ根川・愛子(あやし)川などが、仙台川と呼ばれていました(現在の仙台川は、七北田川と梅田川を結ぶバイパスの川です)。
また、広瀬川と名付けられた川は、全国に10河川あります。


  川の全体像
山形県境の近く、風倉沢と坂下沢との合流点が広瀬川の上流端とされ、山や多くの木々の間を抜け、中流部から下流部にかけて仙台市街を流れ、下流部で名取川と合流します(名取水系の支流)。流域面積311平方km、長さ45.2kmです。
「名水百選」(環境庁1985年)や「残したい日本の音風景100選」(環境庁1996年)、「21世紀に残したい日本の自然100選」(朝日新聞社・森林文化協会1983年)に選ばれ、杜(もり)の都である仙台のシンボルとして欠かせない存在です。


  歴史とくらし
上流部、山形県境の近くにある作並温泉は、約1200年前に発見されたといわれ、秋保(あきう)温泉(名取川沿い)とならぶ名湯です。
また作並の下流には、高さ25m、幅10mの鳳鳴(ほうめい)四十八滝、支流の大倉川上流には大倉ダム、定義山があり、青葉山公園の裏手を流れる小支流の竜ノ口(たつのくち)渓谷ではクジラやゾウ、約400万年前の貝の化石が見つかっています。
広瀬川の霊屋橋(おたまやばし)の下流約200mの川岸では、400〜300万年前のセコイアの木の化石が、今も見られます。
市街部にはもう残っていませんが、かつて伊達政宗が城下町を作るのに湿地帯の水はけなどのために作った四ツ谷(よつや)用水が知られています。それと同時に広瀬川から取水し、飲料水・生活用水の確保、排水路として利用されました。

戦後、生活排水などで水質が悪くなっていましたが、1974年「広瀬川の清流を守る条例」の制定によって、市内でもアユつりができる川として復活しました。条例が定められた日、9月28日を「広瀬川の日」とし、清掃やイベントが行われています。
さとう宗幸氏の「青葉城恋唄」のヒットで、全国的に知られるようになりました。


  自然と生き物
魚類では、希少種のゼニタナゴや清流にすむヤマメをはじめ、アユ・アカヒレタビラなど11科36種が見られます。
このホームページのキャラクターにもなっているカジカガエル・ウシガエルやアメリカザリガニがいます。
カジカガエルの「フィーフィフィフィフィフィ」という笛のような鳴き声は、「残したい日本の音100選」に選ばれています。
昆虫では、ベニシジミ・コムラサキ・ゴマダラカミキリ・ハグロトンボなどなど、片平あたりでは427種が確認されました。
鳥類では、120種あまり(よく見られるのは約70種)が観察されています。片平あたりでは約150種が確認されているそうです。ヤマセミ・カワセミ・チョウゲンボウが都市で見られるのは、珍しいことです。
オシドリやミソサザイ・アオゲラといった留鳥、キビタキ・オオルリ・カッコウなどの夏鳥、シメ・コサメビタキ・マガモなどの冬鳥が見られます。

広瀬川流域は、まわりを保存緑地に指定し、宅地造成や樹木の伐採を規制しています。そのため、青葉山に常緑広葉樹が混じっているモミ林、佐保山にモミ・イヌブナ林が原生林に近い状態で残っています。自然崖に生育しているケヤキ・イヌシデ林、タヌキラン・オオイタドリなどの群落が、川沿いに見られます。
中州や河原には大きなヤナギ林、河原や崖の下部にはオニグルミやケンポナシ、下流にはミゾソバ・オオイタドリ・サンカクイなど水辺の植物群生が見られます。さらに片平あたりでは710種の植物が確認されました。


  見どころ
どんと祭(大崎八幡神社・東照宮、1月14日)・仙台七夕(8月6日〜8日)・花火大会(8月5日) ○灯篭(とうろう)流し ○青葉祭り、光のページェント(12月定禅寺通りと青葉通り)○広瀬川ウォークラリー(5月頃) ○水ウォーク(読売新聞社)


  学びどころ
○水道記念館 ○広瀬川浄化センター ○三居沢電気百年館 ○仙台メディアテーク ○仙台市環境学習コーナー(仙台市役所内) ○広瀬川自然展示コーナー(東北大学正門前の片平市民センター内) ○宮城県美術館 ○仙台市博物館 ○仙台市野草園


  遊びどころ
○奥新川キャンプ場 ○作並温泉 ○仙台ハイランド ○牛越緑地運動場 ○三居沢交通公園 ○青葉の森 ○西公園 ○西公園野球場 ○仲ノ瀬緑地運動広場 ○青葉山公園バレーボール場・庭球場、評定河原野球場・庭球場 ○若林緑地野球場 ○中河原緑地運動場 ○今泉温水プール・野球場・庭球場 ○飯田緑地運動場

  資料
○仙台都市総合研究機構「広瀬川ハンドブック」(2000年) ○仙台市健康都市建設推進事務局「広瀬川自然博物園ガイドブック」(1979年) ○建設省東北地方建設局仙台工事事務所「川へ行こう名取川・広瀬川利活用マップ」 ○仙台市環境局環境部環境計画課「ビオトープ 復元・創造 ガイドライン」(1998年) ○仙台市「広瀬川の自然」(1978年)(20数年前の小学校の副教材) ○広瀬川物語編集委員会「広瀬川物語 仙台コミュニティカレッジ‘89」(仙台市中央市民センター 1991年) ○仙台市健康増進センター「ウォーキングマップINせんだい」(仙台地図の店 1996年) ○仙台市環境局環境部環境計画課「環境学習ガイド 2000年版」(2000年) ○ぎょうせい東北支社「広瀬川の詩 伊藤文明 写真集」(1988年) ○仙台市教育局学校教育部指導課「仙台の自然」(2002年) ○仙台市市民局市民部広報課「グラフ せんだい No.34 川の全体像(1985年) No.67 水をかりる(1993年)」 ○建設省東北地方建設局「清流と杜の都の名取川・広瀬川」(1991年) ○三原良吉「廣瀬川の歴史と傳説」(宝文堂出版 1979年) ○仙台市科学館「せんだい 川の魚 図鑑」

その他、次のタイトルのホームページを参考にしました。
○名取川・広瀬川ホームページ ○広瀬川の清流を守る会 ○悠久の流れ 広瀬川ホームページ